2013年08月26日

存在しない町「アーグルトン」と著作権トラップ

かつてのグーグルマップでは,イギリス本島の北西部にアーグルトンという町が表示されていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3アーグルトンの店やアーグルトンでの就職情報,アーグルトンのジョギングコースまで表示されていたが,実はアーグルトンという町が存在ないことが判明し,ネットでは話題になった。

存在しない町が表示されていた理由として,有力に主張されているのが「著作権トラップ」である。
グーグルマップを無断で複製するとアーグルトンの町まで複製されてしまう。そうすることで多少表示を変えていてもグーグルマップを複製したことが明らかになり,著作権を侵害していないと言い逃れできなくするためのトラップ(罠)だということである。

著作権トラップの恐ろしさを感じる事例を最近経験した。
トラップなのか,偶然なのか分からないが,あるプログラムにおいて,「JAPAN」のスペルがなぜか「JAPANE」になっていた。そのプログラム著作権を侵害したと主張されていたプログラムにおいても,同じく「JAPAN」が「JAPANE」となっていた。そのため,プログラムが似ているのは偶然であるという主張が,もろくも崩されてしまったという事例である。

著作権トラップの考え方は無断複製を禁止する以外にも色々使えるのかもしれない。
 それにしても悪いことはできないものである。


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posted by 内田清隆 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 知的財産法
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