アメリカの刑事事件の裁判では、5年以上前から、再犯予測をするAI「COMPAS」が現実に利用されている。
近年、以前から噂されていた「ロボット裁判官」が現実味を帯びてきたというニュースをよく目にするようになった。
既に訴訟の勝訴確率を有料で判断するサービスは日本にも存在する。
https://justice.legalai.co.jp/#/top
あるイスラエルのメーカーの発表によると、同メーカーの開発したソフトは85%の精度で、どちらが勝訴するかを的中させる。結構な精度だ。
https://israel21c.org/ai-software-predicts-if-a-legal-case-a-winner-or-no-hoper/
それらからすれば、AIが裁判になるような争いについて、相当に説得的な判断を下すことは、既に可能なのであろう。
ロボット裁判官の流行
労働審判は従前の訴訟と比較して、いい加減で不正確である。しかしながら、時間がかからず費用もかからないという大きなメリットがあるということで大流行している。
そうだとすれば、少々精度が低くても、圧倒的に早くて費用もかからないAI裁判官の需用はすぐにでもありそうだ。
ロボット裁判官を強制するとなれば倫理的な問題もあるし法改正も必要である。しかし、双方の合意でロボット裁判官を使用するということは、すぐにでも可能だし、時間と費用の節約のためにすぐにでも行われそうだ。
未来の法廷
すでに、多くの弁護士が生成AIを業務に使っており、近いうちに、ロボット裁判官だけでなく、ロボット弁護士が活躍する時代も近いのかもしれない。
まだどこの国でも行われていないであろうが、将来的には、AIそれ自体が、原告や被告になるということもあり得るかもしれない。
そうなった場合の未来の法廷では、ロボットの権利を守るため、ロボット弁護士同士が議論し、ロボット裁判官が判断することになる。
「何それ?」「何の意味があるの?」と思ってしまうが、それは古い人間中心主義に害されている古い人間だからなのかもしれない。
「昔の人間って『議論』してたんだってね」「すごいよね〜昔の人たちって」といった会話がなされる未来は、もうすぐそこだ。
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