2020年08月19日

小池百合子のキャッチ―なフレーズ

小池百合子東京都知事のキャッチフレーズ作りのうまさには感心する。
新型コロナに関し「不要不急」「密です」「ステイホーム」「ウィズコロナ」「東京アラート」・・・,次から次へとキャッチ―な言葉を流行らせてしまう。

いったいどこにその秘密があるのか考えてみたが,いずれも,ちょっとイラッとさせる,思わず突っ込みたくなってしまう言葉なのである。

「ステイホーム」「ウィズコロナ」「東京アラート」などは,日本語でいけるところを意味なくカタカナにすることで,「何でカタカナなの?日本語で言えよ!」と思わず突っ込みたくなる。
昔から横文字を使うことでカッコつけるということはあったが,カッコいいというより,無意味にカタカタ語を挿入している。
ルー大柴の「藪からスティック」「寝耳にウォーター」と同じ路線である。

「不要不急」「密」に関しては,まっとうな日本語だが,普通は書き言葉で余り口語では使わない。
「いつまでも不要不急なことしていないで,勉強しなさい!」と子供を怒るお母さんはいない。「昨日遊園地に行ったら,とても密でした」などとは少なくともコロナ前は口にする人はいなかっただろう。
そんな口語ではあまり使われない言葉をあえてカジュアルに口に出すので,「何それ?」と思わず突っ込みたくなるのだろう。
最近あまりみないがトータルテンボスという漫才コンビが「忍びねえなあ〜」「やんごとねえ!」「存じねえよ!」といった突っ込みで笑いをとっていたが,それと同じ路線である。

総じて,分かるようで分からない謎めいた言葉を使うとキャッチーになるのかもしれない。
「繁華街」ではなく「夜の街」,「密集」ではなく「密」,「家にいる」ではなく「ステイホーム」と。

これらのルールで「夏休み」を少しキャッチーに変えようと試みた。
「炎節ホリデー」「夏サバティカル」「サマー静養」「エスィティバルバケーション」・・・ルールだけでなく,センスがないとなかなか難しいようだ。

キャッチフレーズだけで中身がなければ仕方がないとはいえ,人を引き付ける言葉の使い方は身に付けたいものだ。



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posted by 内田清隆 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | その他