2017年07月11日

崩壊する「弁護士」ブランド

1991年には約1万4000人だった弁護士数が2016年には約3万7000人へと急増した。
一方で法科大学院の入学者数は2004年度の約7万2000人から2016年度には約8000人まで急減し、定員割れとなる大学院が散見されるようになった。

ライセンス生産で売上を拡大する一方で、ブランド価値の減少に苦しむ高級ブランドを見ているようだ。
バーバリーは三陽商会とのライセンス契約を打ち切り、金沢市の老舗百貨店からも撤退した。
ライセンス契約で売上は増大し知名度も上がったが、「高級」ブランドとしての評価が薄まることを心配したのだろう。

弁護士もその数を急激に増やし過ぎてしまい、ブランド価値は大きく低下してしまった。
それによって法科大学院にも人が集まらなくなっているのだろう。

これは由々しき問題だ。

弁護士のブランド価値が下がる
→いい人が弁護士にならない
→いっそう弁護士のブランド価値が下がる
→いっそう人が集まらない
という負のスパイラルの行く先には司法制度の崩壊。
「法」ではなく「力」が支配する世界だ。

司法制度が信頼を得るためには、弁護士という職業のブランド価値を高めることも大切だろう。


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posted by 内田清隆 at 13:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 弁護士雑感