2013年06月10日

活発化し続ける下請法

 公正取引委員会の発表によると,2012年度に下請法違反で事業者を指導した件数は,過去最高になり,下請業者に返還された金額も過去最高になったとのことである。
http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h25/may/130522.files/130522.pdf

 公正取引委員会の山本和史事務総長は,記者会見で「長引く不況を背景に,下請け業者にしわ寄せが来たのではないか。」と分析したそうである。
 しかし,過去5年間の下請法違反の指導件数は,年間2949件から年間4550件へ右肩上がりに増加しており,感覚的には,そこまで,下請けいじめが増加しているとは思えない。

 そう思うと,増加の一つの理由は,公正取引委員会が下請法違反に対する監視の目を強め続けていることにあろう。
 また,もう一つの理由として,下請法についての知識が広まり,下請業者から違反に対する通告などが増えたとういこともあるのかもしれない。

 いずれにしても,元請としては,下請法違反に今まで以上に気を付ける必要があるし,下請としては,下請法違反について公正取引委員会が積極的に行動してくれることを期待してもよさそうである。


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posted by 内田清隆 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 商取引法